鎌倉芸術館の定期映画観賞会
この度は フランスの [ノートルダム 炎の大聖堂]
20年以上前、一ヶ月間 パリのモンマルトルに宿をとって滞在した事がありました。
パリは予想通りの歴史ある建物だらけ。セーヌ川に架かる沢山の橋、どれもこれも見惚れるような彫刻が施されて、全体が美術館のよう。圧倒されました。
勿論、ノートルダムにも行きました。何度目かにはミサの時間に合って大聖堂の中に響き渡る荘厳なミサ曲に体中が震えたことを覚えています。其れだけにあの火災のニュースは大変な驚きと失望すらありました。
遠く離れた日本人ですらそんなでしたから、パリ市民の方はどれだけ失望したことでしょうね。
マクロン大統領が直後に 5年での再建を発表しました。そんなの絶対に無理!と思ってましたが、今年のオリンピックには間に合わないけど、クリスマスには間に合わせるようですね。凄い事です。
しかし、私が以前見たままの聖堂はありません。794年の歴史が変わってしまいました。
とっても残念です。
歴史とは そんな大事な物なのに他所の国では戦争で歴史的遺産を破壊し、人の命をも奪っています。
情けないです。
唯一の救いは この火災の消化活動で亡くなられた方がゼロ!
リアルな撮影を見ても嘘のようでした。
そんな現場の大変な混乱の中、大統領が視察に来て、混乱を増幅させているのを見て、日本でも 東日本震災の最中に首相視察!を、ふと思い出し苦笑。
何処も こんな事なんですね。
年内には修復終了で綺麗になるのですが、ピカピカの大聖堂って、どうなんでしょう。
まぁ、私はもうフランスにも行けないですから、パスポートも無いし。テレビなどで見るのを楽しみにしたいと思います。
いずれにしても、あんなに凄い建造物をたったの5年で再建!は 驚きです。